リクシルの横浜のショールームに行ってきました。そこで見たリクシルのアウターシェード「スタイルシェード」が良い感じでしたのでメモしておきます。
アウターシェードの有効性
夏涼しい家をつくるためには断熱材や窓の性能を高めることによって断熱性を向上させたり、気密性を高める以外に、日射の遮蔽の設計が重要と言われています。日射遮蔽については、建物の向きや太陽の高さに合わせて軒の出や庇をつけるという方法がありますが、近年、アウターシェードによる遮蔽にも注目が集まっているようですね。
南面の窓に関しては高さ10に対して出幅3の庇をつける。もしくはアウターシェードという外付けの日射遮蔽商品をつけるかが必要になります。南面が真南から20度程度以内である場合は庇でも効きます。それ以上振っている場合はアウターシェードによる対策が有効です。
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アウターシェード …要は 簾(すだれ) のこと。ただ、「アウターシェード」と言う場合、昔から日本にある竹や葦でできた簾ではなく、化学繊維で編まれて壁面や窓サッシにしっかりと取り付ける金具などが含まれる洋風すだれのことを言うことが多いようです。
アウターシェードというと、YKKAPの製品が有名なようですが、リクシルのショールームにリクシル版アウターシェード「スタイルシェード」があったので、触ってみました。
スタイルシェードの印象
軽くて引き出しやすく、収納しやすい
もっと重たいのかなと思っていましたが、大人は勿論、届きさえすれば子供でも簡単にシェードを引っ張り出すことができそうです。サッシ上部への収まりも悪くなさそう。
ただ、収める際に、サイドのロールに絡む感じ(伝わりますかね。。)。がしたので繰り返し使うと擦り切れたりしないかは心配ですね。
結構長い!テラス全体の屋根代わり(日除け)にも使えそう!
一番好印象だったのは、思った以上にシェードが長く伸ばせるというところ。2軒目では、テラスの底面をモルタル仕上げで、パーゴラ屋根を設けようかと思っていましたが、屋根代わりに壁やサッシから伸ばしたシェードを使うということもできそう。
実際、上記のような感じですね。
YKKAPのアウターシェードはまだ実物を見ていないので、今度、ショールームに赴いてどちらにするか決めたいと思います。
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