我が家の太陽光発電|2020年の買取実績公開

2020年の買取電力量 1軒目

8年前に建てた1軒目の我が家には3.5kwの太陽光発電パネルが乗っています。毎月売電収入が入ってきたり、電気の購入費がそんなに高く感じなかったりするので、2軒目の建築においても太陽光発電パネルをつけたいと考えているところです。

本日は、すごく今さらですが、昨年(2020年)1年間の我が家の太陽光発電の収入を公開したいと思います。これから太陽光発電パネルをつけたいと思っている方の参考になればと思います。

我が家の太陽光発電設備や買取条件など

8年前に設置した我が家の発電の条件です。

メーカーサンテックパワー
積載量3.5kW
パネル費用約130万円
パネル助成金約18万円
向き
買取単価38円00銭
単価の比較的高い時期に載せましたが、自社消費にも一役買ってるはず。

パネルの代金、パワコンなどの代金、設置費用などを込みで130万円ほどかかりましたが、助成金で18万円戻ってきたので、実質110万円ちょっとで3.5kwの発電設備を手に入れた感じですね。サンテックパワーが格安なメーカーだったのもあるので、当時にしても結構割安な導入費だったんじゃないかと思います。

1年間の買取料金

我が家の売電単価は38円で、2020年の1年間の買取料金は合計で¥85,082でした。

買取金額買取電力量(kw)
20年1月¥5,320140
20年2月¥9,196242
20年3月¥9,348246
20年4月¥10,260270
20年5月¥9,044238
20年6月¥8,284218
20年7月¥4,712124
20年8月¥6,308166
20年9月¥5,700150
20年10月¥5,928156
20年11月¥6,954183
20年12月¥4,028106
20年合計¥85,0822,239

月の推移でみると、2月から6月くらいまでの間が調子が良かったですね。

2020年の買取電力量
最も買取量が多かったのは2020年4月、続いて3月、2月。毎年思うけど、割と寒い時期に買取料金が高くなるのは意外。

太陽光発電の電力自家消費について

太陽光発電の経済的メリット = 電力会社による電力の買取 + 自宅で発電した電力の自家消費

太陽光パネルで発電した電力は、電力会社に買い取ってもらう以外に、日中に発電した電力はそのまま家庭内で消費もしています。電力会社から電気を買わずに自宅で発電した電気を使うことで、節約につながっているわけです。では、電力会社から買わずに自家消費することによって得られた節約金額はいくらぐらいになるのかを計算してみます。

雨天時の電力購入料金と晴天時の電力購入料金を比較してみる

太陽光発電の自家消費によって、電力会社からの電力購入量をどのくらい節約できているかを調べるために、雨天時(≒ほぼ発電できていない日)と晴天時(≒発電できると思われる日)の電力購入量を調べてみます。

私が現在契約している「楽天でんき」では、時間帯別の電力使用量をマイページから確認することができます。2020年は「楽天でんき」ではなかったために、少し条件は異なりますが、「楽天でんき」での雨天/晴天時の電力購入量のサンプルを出してみました。

日付天候最高気温最低気温電力購入量
2021年2月15日14.2℃11.1℃21kwh
この日の横浜の天気は雨。ただ、2月にしては比較的温度が高く、特に最低気温が高めだった。
2/15の電力購入量
日付天候最高気温最低気温電力購入量
2021年2月24日16.3℃11.9℃13kwh
この日の天気は晴れ。上記2月15日の条件とできるだけ合わせるために、同月で最高気温、最低気温が近い日を選んだ。
2/24の電力購入量
早朝から電気を使ってるのはなぜか。。。目が覚めてしまってNetflix見ちゃっていたのかも。。

雨天だった2/15の電力購入量は21kwhで、晴天だった2/24は13kwhとなっており、太陽光発電の自家消費によって約60%程度までの電力購入量を節約できているようでもある。グラフをみると分かる通り、晴天時には朝9時ぐらいから夕方の16時くらいまで殆ど電力を購入していない。

発電が可能な晴天時には、自家消費によって購入電力料金を4割カットできる

冬の1サンプルペアだけで決めちゃうのは少し強引だとは思いつつ、仮に晴天時には電気代を60%程度で押さえられている(=4割節約できている)と考えると、2020年全体の晴天時の日数が分かれば、だいたいの自家消費分で得になった金額を算出できそうが気がする。

2020年の横浜の晴天日数と購入電気料金と節約予想金額

ということで、かなり強引だけど、
goo天気から2020年の各月の晴天日数(9時12時15時全て晴れ日のみ)を出して
・各月の電気代を出して
・各月の電気代に対して晴天日数分は4割節約できているとして
太陽光発電による自家消費分で得になった金額を算出してみました。

晴天率電気代予想節約金額
20年1月38.7%¥17,025¥10,984
20年2月53.6%¥12,256¥10,943
20年3月38.7%¥11,962¥7,717
20年4月46.7%¥9,904¥7,703
20年5月22.6%¥6,274¥2,361
20年6月13.3%¥5,083¥1,130
20年7月3.2%¥7,214¥388
20年8月67.7%¥8,733¥9,860
20年9月16.7%¥7,981¥2,217
20年10月12.9%¥6,064¥1,304
20年11月46.7%¥6,134¥4,771
20年12月32.3%¥9,969¥5,360
20年合計32.6%¥108,599¥64,737
1月/2月の節約予想金額が1万円を超えているが、我が家は日当たりが非常に良いので、仮に晴れの日でもエアコンをつけない可能性があり、上記の通りとはならない可能性がある

太陽光発電の自家消費によって節約することができた金額は¥64,737となった。そもそも3.5kwで発電可能な上限に対する買取量と自家消費量の関係など、色々な条件を無視して強引に計算してしまったので、この数字は結構ムチャなのかもしれません。

ただ、日中ガンガン電気を使っていても、「楽天でんき」のグラフでは一切購入がされていなかったり、買取も一定量は発生していたりするので、自家消費によるメリットは結構あるきがします。

2020年、太陽光発電によって得した金額は約15万円!?

2020年の電力会社による買取金額は¥85,082でした。さらに、自家消費によって得したであろう金額は、強引な計算ですが¥64,737でしたので、単純に足し上げると¥149,819となります。。

15万円。。。

ちょっと眉唾物な気がしますが、、どうなんでしょう。しかし、初期費用が110万円で、1年間の実質的な経済メリットが15万円近くあるとしたら良いですよね。単純計算で7.3年で元が取れてしまいます。

次回は過去の買取料金実績などをもとに、初期費用110万円が回収できたかどうかを調べてみたいと覆います。

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